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2008年5月28日水曜日

ポンプの保守・点検

ビル・マンション等に使用されているポンプですが、定期的な点検とメンテナンスによって更に寿命をのばすことができます。

ここでは、日常の点検についてと、定期的に交換したほうがよい部品、主要な部品についての耐用年数などの説明をしています。


※ポンプの点検・メンテナンスの際には、必ず元電源を落としてください!
※点検・メンテナンスには専門知識が必要になってくるので、専門業者に依頼するようにしましょう。

日常点検

ポンプの日常点検についてですが、ポンプは毎日起動しています。
1日に何回も、起動と停止を繰り返しているのです。

毎日の運転状況を見ていると、ちょっとした異常が早期発見でき、大事に至る前に修理することができます。

まずは、運転日誌・チェックリストなどをつけていきましょう。

ポンプの運転状態を見るためには下記の項目を確認するようにしてください。
1.電圧  (V)は規定電圧に収まっているか。
2.電流値  (A)は定格電流値内に収まっているか。
3.ボルトナットの緩みはないか。
4.振動・騒音がいつもと比べて大きくないか。
5.漏水はないか(グランドパッキン式は漏れるのが通常です)
6.圧力計・連成計の指示値はいつもと比べて差がないか。
7.制御盤部のスイッチ類は適正位置になっているか。

以上の項目を点検していると、おかしいと思うときにはすぐに判断できるようになります。

グランドパッキンとメカニカルシール

・グランドパッキン
グランドパッキンから漏れる水の量は、毎分10滴前後が適当です。
漏れ量はだんだんと多くなってきます。
あまり漏れ量が多いときは、パッキン押さえを締めて調整します。
グランドパッキンは消耗品ですので、1年に1回程度の交換が必要です。


・メカニカルシール
メカニカルシールはポンプ軸貫通部の軸封装置です。
基本的には、水が漏れてはいけません。漏れたら交換となります。
メカニカルシールも消耗部品ですので、1年に1回程度の交換が必要です。

ポンプ・部品の耐用年数

一般的な標準耐用年数です。

陸上ポンプ本体     10年
 ∟グランドパッキン   2000時間又は1年
 ∟メカニカルシール   3000時間又は1年
 ∟ベアリング      15000時間又は3年
 ∟カップリングゴム   3000時間

給水ポンプユニット本体 10年
 ∟圧力スイッチ     2年又は作動回数10万回
 ∟圧力タンク      3年
 ∟逆止弁        3年
 ∟フロースイッチ    2年
 ∟メカニカルシール   3000時間又は1年
 ∟ベアリング      15000時間又は3年

制御盤 本体      10年
 ∟インバーター     5年
 ∟CPU基板        5年
 ∟マグネットスイッチ  2年又は作動回数50万回
 ∟圧力発信器      5年

水中排水ポンプ本体   10年
 ∟メカニカルシール   8000時間
 ∟軸封(オイル)    10000時間
 ∟ベアリング      15000時間